8.2. レプリケーション方法を使用した Directory Server 12 への移行
レプリケーショントポロジーでは、レプリケーション方法を使用して Directory Server 12 に移行します。
手順
- Directory Server 12 をインストールします。
- Directory Server 12 ホストでレプリケーションを有効にしますが、レプリカ合意は作成しないでください。レプリケーションの有効化の詳細は、Red Hat Directory Server 12 の レプリケーションの設定および管理 に関するドキュメントを参照してください。
Directory Server 11 ホストでレプリケーションを有効にし、Directory Server 12 ホストを参照するレプリカ合意を作成します。詳細は、Red Hat Directory Server 11 管理者ガイド の マルチサプライヤーのレプリケーション セクションを参照してください。
重要dse.ldif
のレイアウトがバージョン間で異なるため、Directory Server 11 ホストでカスタム設定を使用した場合は、Directory Server 12 ホストのdse.ldif
設定ファイルを Directory Server 11 ホストのファイルで 置き換えない でください。代わりに、dsconf
ユーティリティーまたは Web コンソールを使用して、必要なパラメーターおよびプラグインごとにカスタム設定を追加してください。- 必要に応じて、Directory Server 12 ホスト間で、レプリカ合意のある追加の Directory Server 12 ホストを設定します。
- Directory Server 12 ホストのみを使用するようにクライアントを設定します。
- Directory Server 11 ホストで、Directory Server 12 ホストを参照するレプリカ合意を削除します。Red Hat Directory Server 11 管理者ガイド の レプリケーショントポロジーからの Directory Server インスタンスの削除 を参照してください。
- Directory Server 11 ホストをアンインストールします。Red Hat Directory Server 11 インストールガイド の Directory Server のアンインストール を参照してください。