3.9. xmit_hash_policy ボンディングパラメーター
xmit_hash_policy 負荷分散パラメーターは、balance-xor、802.3ad、balance-alb、および balance-tlb モードでのノード選択の送信ハッシュポリシーを選択します。tlb_dynamic_lb パラメーターが 0 の場合、このパラメーターはモード 5 および 6 にのみ適用されます。
tlb_dynamic_lb に指定できる値は、layer2、layer2+3、layer3+4、encap2+3、encap3+4、および vlan+srcmac です。
詳細は、次の表を参照してください。
| ポリシー層またはネットワーク層 | Layer2 | Layer2+3 | Layer3+4 | encap2+3 | encap3+4 | VLAN+srcmac |
| 用途 | 送信元および宛先の MAC アドレスとイーサネットプロトコルタイプの XOR | 送信元および宛先の MAC アドレスと IP アドレスの XOR | 送信元および宛先のポートと IP アドレスの XOR |
サポートされているトンネル内の送信元と宛先の MAC アドレスと IP アドレスの XOR (仮想拡張 LAN (VXLAN) など)。このモードは、 |
サポートされているトンネル内の送信元ポートと宛先ポートおよび IP アドレスの XOR (VXLAN など)。このモードは、 | VLAN ID、送信元 MAC ベンダー、送信元 MAC デバイスの XOR |
| トラフィックの配置 | 基盤となる同一ネットワークインターフェイス上にある特定のネットワークピアに向かうすべてのトラフィック | 基盤となる同一ネットワークインターフェイス上の特定の IP アドレスに向かうすべてのトラフィック | 基盤となる同一ネットワークインターフェイス上の特定の IP アドレスとポートに向かうすべてのトラフィック | |||
| プライマリーの選択 | このシステムと、同じブロードキャストドメイン内の他の複数システムとの間でネットワークトラフィックが発生している場合 | このシステムと他の複数システム間のネットワークトラフィックがデフォルトゲートウェイを通過する場合 | このシステムと別のシステムの間のネットワークトラフィックが同じ IP アドレスを使用しているが、複数のポートを通過する場合 | カプセル化されたトラフィックが、ソースシステムと、複数の IP アドレスを使用する他の複数システムとの間に発生している場合 | カプセル化されたトラフィックが、ソースシステムと、複数のポート番号を使用する他のシステムとの間で発生している場合 | ボンディングが、ブリッジネットワークなどの外部ネットワークに MAC アドレスを直接公開する複数のコンテナーまたは仮想マシン (VM) からのネットワークトラフィックを伝送しており、モード 2 またはモード 4 のためにスイッチを設定できない場合 |
| セカンダリーの選択 | ネットワークトラフィックの大部分が、このシステムとデフォルトゲートウェイの背後にある複数の他のシステムとの間で発生する場合 | ネットワークトラフィックの大部分がこのシステムと別のシステムとの間で発生する場合 | ||||
| Compliant | 802.3ad | 802.3ad | 802.3ad 以外 | |||
| デフォルトポリシー | 設定されていない場合、これがデフォルトポリシー |
非 IP トラフィックの場合、式は |
非 IP トラフィックの場合、式は |