2.4. authselect の使用のオプトアウト
RHEL システムから authselect
をアンインストールすることはできません。ただし、authselect
による設定の管理を停止する必要がある場合は、オプトアウトすることができます。オプトアウトすると、システムによってすべての authselect
設定が削除されます。これにより、nsswitch
および PAM
設定がデフォルトのシステムの場所に復元され、それらが authselect
によって管理されなくなります。
authselect では、システムの認証およびアイデンティティー設定を、サポートされる形で一貫して確実に管理できます。オプトアウトすると、サポートされていない設定や一貫性のない設定が発生し、認証の問題が発生する可能性があります。特別な設定が必要な場合は、authselect
のフレームワーク内でカスタムプロファイルを作成することを検討してください。
手順
authselect
によるシステム設定の管理を停止するには、次のコマンドを実行します。authselect opt-out
# authselect opt-out
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow authselect
の使用を再開するには、authselect select <profile_name>
を実行します。