1.3.5. Dovecot 設定の完了


Dovecot をインストールして設定したら、firewalld サービスで必要なポートを開き、サービスを有効にして開始します。その後、サーバーをテストできます。

前提条件

  • 以下は Dovecot で設定されています。

    • TLS 暗号化
    • 認証バックエンド
  • クライアントは認証局 (CA) 証明書を信頼します。

手順

  1. IMAP または POP3 サービスのみをユーザーに提供する場合は、/etc/dovecot/dovecot.conf ファイルの protocols パラメーターをコメント解除し、必要なプロトコルに設定します。たとえば、POP3 を必要としない場合は、次のように設定します。

    protocols = imap lmtp

    デフォルトでは、imappop3、および lmtp プロトコルが有効になっています。

  2. ローカルファイアウォールでポートを開きます。たとえば、IMAPS、IMAP、POP3S、および POP3 プロトコルのポートを開くには、次のように入力します。

    # firewall-cmd --permanent --add-service=imaps --add-service=imap --add-service=pop3s --add-service=pop3
    # firewall-cmd --reload
  3. dovecot サービスを有効にして開始します。

    # systemctl enable --now dovecot

検証

  1. Dovecot に接続してメールを読むには、Mozilla Thunderbird などのメールクライアントを使用します。メールクライアントの設定は、使用するプロトコルによって異なります。

    Expand
    表1.3 Dovecot サーバーへの接続設定
    プロトコルポート接続セキュリティー認証方法

    IMAP

    143

    STARTTLS

    PLAIN[a]

    IMAPS

    993

    SSL/TLS

    PLAIN[a]

    POP3

    110

    STARTTLS

    PLAIN[a]

    POP3S

    995

    SSL/TLS

    PLAIN[a]

    [a] クライアントは、TLS 接続を介して暗号化されたデータを送信します。したがって、認証情報は開示されません。

    デフォルトでは、Dovecot は TLS を使用しない接続ではプレーンテキスト認証を受け入れないため、この表には暗号化されていない接続の設定がリストされていないことに注意してください。

  2. デフォルト以外の値を含む設定を表示します。

    # doveconf -n
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