第9章 カスタムソフトウェアリポジトリーの管理


Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 10 システムで組織固有のソフトウェアやサードパーティー製ソフトウェアにアクセスできるようにするには、DNF ツールを使用してカスタムリポジトリーを追加および設定します。このようなカスタムソースを管理することで、環境に必要な特定のパッケージをインストールおよび更新できます。

/etc/dnf/dnf.conf ファイルまたは /etc/yum.repos.d/ ディレクトリーの .repo ファイルでリポジトリーを設定できます。

/etc/dnf/dnf.conf ファイルには、[main] セクションが含まれています。さらに、括弧 ([]) で囲まれた一意のリポジトリー ID を持つリポジトリーセクションを 1 つ以上含めることができます (例: [<repository-ID>])。これらのセクションを使用してリポジトリー固有のオプションを設定することで、個々の DNF リポジトリーを定義できます。リポジトリー ID は一意である必要があることに注意してください。/etc/dnf/dnf.conf ファイルの個々のリポジトリーセクションで定義した値は、このリポジトリーの [main] セクションに設定されている値をオーバーライドします。

使用可能なリポジトリー ID オプションの完全なリストは、dnf.conf(5) man ページの [<repository_ID>] OPTIONS セクションを参照してください。

他のプログラムが DNF 設定ファイルを変更した場合に発生する可能性のある問題を回避するために、/etc/dnf/dnf.conf DNF 設定ファイルではなく、個別の .repo ファイルにカスタムリポジトリーを追加することを検討してください。

dnf config-manager --add-repo コマンドを使用すると、DNF リポジトリーをシステムに追加できます。このコマンドで追加したリポジトリーは、デフォルトで有効になります。ただし、dnf config-manager コマンドを使用してリポジトリーを無効にすることもできます。

警告

ソフトウェアパッケージを、Red Hat の認証ベース Content Delivery Network (CDN) 以外の未検証または信頼できないソースから取得してインストールする場合には、セキュリティー上のリスクが伴います。セキュリティー、安定性、互換性、保全性に関する問題につながる恐れがあります。

手順

  1. システムにリポジトリーを追加します。

    # dnf config-manager --add-repo <repository_URL>
  2. 前のコマンドによって /etc/yum.repos.d/<repository_URL>.repo ファイルに作成されたリポジトリー設定を確認し、必要に応じて更新します。

    # cat /etc/yum.repos.d/<repository_URL>.repo
  3. オプション: システムに追加した DNF リポジトリーを無効にします。

    # dnf config-manager --disable <repository_ID>

    リポジトリーを再度有効にするには、次のように入力します。

    # dnf config-manager --enable <repository_ID>
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