6.4. dnf-automatic パッケージに含まれる systemd タイマーユニットの概要
dnf-automatic パッケージの systemd タイマーユニットは、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 10 のソフトウェア自動更新のスケジューリングフレームワークを提供します。このユニットを理解することは、更新の確認とパッチ適用のタイミングと頻度をカスタマイズするうえで役立ちます。
更新をダウンロードして適用する際には、systemd タイマーユニットが優先され、/etc/dnf/automatic.conf 設定ファイルの設定がオーバーライドされます。たとえば、/etc/dnf/automatic.conf 設定ファイルで download_updates = yes を設定しても、dnf-automatic-notifyonly.timer ユニットがアクティブになっている場合、DNF によってパッケージはダウンロードされません。
dnf-automatic パッケージは、次の systemd タイマーユニットを提供します。
| タイマーユニット | 機能 | /etc/dnf/automatic.conf ファイルの [commands] セクションの apply_updates および download_updates 設定をオーバーライドするかどうか |
|---|---|---|
|
| キャッシュにパッケージをダウンロードし、更新を利用できるようにします。
このタイマーユニットでは、更新されたパッケージはインストールされません。インストールを実行するには、 | はい |
|
| 更新されたパッケージをダウンロードしてインストールします。 | はい |
|
| リポジトリーデータのみをダウンロードして、リポジトリーキャッシュを最新の状態に保ち、利用可能な更新を通知します。 このタイマーユニットでは、更新されたパッケージはダウンロードまたはインストールされません。 | はい |
|
|
更新のダウンロードおよび適用時のこのタイマーの動作は、 このタイマーはパッケージをダウンロードしますが、インストールはしません。 | いいえ |