3. ネットワーキング
インターネットを含む、最新のネットワーク上では、ユーザーは、他のコンピュータを名前で検索します。これによって、ユーザーは、ネットワークリソースの数値ネットワークアドレスを覚えるという面倒なタスクから開放されます。このような名前ベースの接続を可能にする最も効果的な方法は、ドメインネームサーバー(DNS)又はネームサーバーを設定することで、ネットワーク上のホスト名から数値アドレスへの変換及びその逆を行います。
カーネルは、詳細なネットワークパケットロスのモニタリングを提供する Netlink Drop Monitor (DROP_MONITOR) サービスを特徴としています。Red Hat Enterprise Linux 5.6 は、ドロップモニタサービスと連動してユーザースペースに結果を返す、新たな dropwatch
ユーティリティを特徴としています。
イーサネットブリッジテーブル (ebtables
) は、ブリッジを通過するネットワークトラフィックを透過的にフィルターするファイヤウォールツールです。リンクレイヤのフィルタリングとより上位のネットワークレイヤの基本フィルタリングのみが可能です。ebtables
は、Red Hat Enterprise Linux 5.6 リリース向けの新たなパッケージです。