第22章 ハードウェアの有効化
IBM System z のランタイムインストルメンテーション
Runtime Instrumentation 機能のサポートは、IBM System z の Red Hat Enterprise Linux 7.2 でテクノロジープレビューとして利用できます。ランタイムのインストルメンテーションにより、IBM zEnterprise EC12 システムで利用可能な多くのユーザー空間アプリケーションの高度な分析と実行が可能になります。
LSI Syncro CS HA-DAS アダプター
Red Hat Enterprise Linux 7.1 には、LSI Syncro CS の HA-DAS (high-availability direct-attached storage) アダプターを有効にするため、megaraid_sas ドライバーにコードが含まれていました。megaraid_sas ドライバーは、これまで有効であったアダプターに対して完全にサポートされますが、Syncro CS に対してはテクノロジープレビューとして提供されます。このアダプターのサポートは、LSI、システムインテグレーター、またはシステムベンダーにより直接提供されます。Syncro CS を Red Hat Enterprise Linux 7.2 にデプロイする場合は、Red Hat および LSI にフィードバックをお寄せください。LSI Syncro CS ソリューションの詳細は、http://www.lsi.com/products/shared-das/pages/default.aspx を参照してください。