3.3.3. コマンドラインの引数


SystemTap スクリプトでは、$ または @ の直後にコマンドライン上の引数の番号を続けることで、単純なコマンドライン引数を受け付けるようにすることができます。コマンドライン引数としてユーザーが整数を入力すると思われる場合は $ を、文字列が予測される場合は @ を使用します。

例3.10 commandlineargs.stp

probe kernel.function(@1) { }
probe kernel.function(@1).return { }
例3.10「commandlineargs.stp」例3.1「wildcards.stp」 と似ていますが、(stap commandlineargs.stp kernel function のように) プローブするカーネル関数をコマンドライン引数として渡すことができる点で異なります。また、@1@2 のように、ユーザーが入力した順番で複数のコマンドライン引数をスクリプトが受け付けるように指定することもできます。
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