検索

8.7. ファイルシステムおよびストレージ

download PDF

multipathd が永続予約登録キーをすべてのパスに追加する

以前は、multipathd デーモンが起動して、既存のマルチパスデバイスの 1 つのパス上の永続予約登録キーを認識したとき、そのデバイスのすべてのパスに登録キーがあるわけではありませんでした。その結果、multipathd が停止している間に永続予約を持つマルチパスデバイスに新しいパスが現れた場合、それらのパスには永続予約はセットアップされませんでした。これにより、予約キーによって禁止されているはずのパス上での IO 処理が可能になりました。

この修正により、multipathd がデバイスパス上で永続予約登録キーを見つけた場合、そのキーをすべてのアクティブなパスに追加します。その結果、multipathd が実行されていないときにパスデバイスが最初に表示された場合でも、multipath デバイスではすべてのパス上で永続予約が正しくセットアップされるようになりました。

Bugzilla:2164871

OS のインストール中に LUN が表示されるようになる

以前は、特に iSCSI iBFT (Boot Firmware Table) に保存されている CHAP (Challenge-Handshake Authentication Protocol) 認証による iSCSI ハードウェアオフロードが関係する場合、システムはファームウェアソースからの認証情報を使用していませんでした。その結果、インストール中に iSCSI ログインが失敗しました。

udisks2-2.9.4-9.el9 ファームウェア認証の修正により、この問題は解決され、インストールおよび初回起動時に LUN が表示されるようになりました。

Bugzilla:2213193[1]

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.