第2章 統合 IdM CA を使用したユーザー、ホスト、およびサービスの証明書の管理
この章では、統合 CA、ipa
CA、およびそのサブ CA を使用して、Identity Management (IdM) で証明書を管理する方法について説明します。
2.1. IdM Web UI でのユーザー、ホスト、またはサービスの新規証明書の要求
Identity Management (IdM) の Web UI を使用して、統合 IdM 認証局 (CA) から IdM エンティティー (ipa
CA またはそのサブ CA) の新しい証明書を要求するするには、次の手順に従います。
IdM エンティティーには、以下が含まれます。
- ユーザー
- ホスト
- サービス
重要
サービスは通常、秘密鍵の保存先となる専用のサービスノードで実行されます。サービスの秘密鍵を IdM サーバーにコピーすることは、安全ではないとみなされます。したがって、サービスの証明書を要求する場合には、サービスノードで証明書署名要求 (CSR) を作成します。
前提条件
- IdM デプロイメントに統合 CA が含まれている。
- IdM 管理者として IdM Web UI にログインしている。
手順
-
Identity
タブで、Users
、Hosts
、またはServices
のサブタブを選択します。 ユーザー、ホスト、またはサービス名をクリックして、設定ページを開きます。
図2.1 ホストのリスト
-
をクリックします。 - 必要に応じて、発行元の CA およびプロファイル ID を選択します。
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画面の
certutil
コマンドライン (CLI) ユーティリティーの使用手順に従います。 - をクリックします。