第5章 ラップトップを閉じたときのシステム動作の変更
ラップトップを閉じると、デフォルトではバッテリーを節約するために一時停止します。この動作は好みに応じてカスタマイズできます。
- WARNING
- マシンによっては、特に狭いところに入れた状態でラップトップを閉じたまま作動させ続けると、オーバーヒートしてしまう場合があります。特に長時間閉じた状態でラップトップを作動させ続ける場合は、この設定を変更しても問題がないかどうかを検討してください。
前提条件
- 管理アクセスがある。
手順
-
/etc/systemd/logind.conf
設定ファイルを開きます。 -
HandleLidSwitch=suspend
という行を探します。 -
行が
#
記号で始まる場合は、この記号を削除して設定を有効にします。 suspend
を次のオプションのいずれかに置き換えます。-
powerof
: コンピューターをシャットダウンします。 -
lock
: 画面をロックします。 -
ignore
: 何もしません。
たとえば、ラップトップを閉じたときに画面をロックするには、次の設定を使用します。
HandleLidSwitch=lock
-
- 変更を保存してエディターを閉じます。