6.2. GNOME が起動しているときに電源ボタンを押したときの動作の変更


グラフィカルログイン画面またはグラフィカルユーザーセッションで電源ボタンを押すと、デフォルトではマシンがサスペンドします。これはユーザーが物理的に電源ボタンを押した場合と、リモートコンソールから仮想の電源ボタンを押した場合の両方で起きます。電源ボタンの動作は、別のものを選択することもできます。

手順

  1. 次の内容で、/etc/dconf/db/local.d/01-power ファイルにシステム全体の設定用のローカルデータベースを作成します。

    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    [org/gnome/settings-daemon/plugins/power]
    power-button-action=<value>

    <value> を次のいずれかの電源ボタンアクションに置き換えます。

    nothing
    何も実行しません。
    suspend
    システムをサスペンドします。
    hibernate
    システムをハイバネートします。
    interactive

    何を実行するかをユーザーに質問するポップアップクエリーを表示します。

    interactive モードでは、電源ボタンを押すと 60 秒後にシステムの電源が自動的にオフになります。ただし、ポップアップクエリーとは異なる動作を選択することもできます。

  2. オプション: ユーザーの設定をオーバーライドし、ユーザーが変更できないようにします。/etc/dconf/db/local.d/locks/01-power ファイルに次の設定を入力します。

    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    /org/gnome/settings-daemon/plugins/power/power-button-action
  3. システムデータベースを更新します。

    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    # dconf update
  4. システム全体の設定を有効にするために、ログアウトして再度ログインします。
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