30.2. tlog RHEL システムロールを使用して特定のユーザーとグループをセッション記録から除外する
tlog RHEL システムロールの tlog_exclude_users_sssd および tlog_exclude_groups_sssd ロール変数を使用すると、ユーザーまたはグループのセッションを systemd ジャーナルに記録およびログしないように除外できます。
この Playbook は、ユーザーのログインシェルとして機能するターミナルセッション I/O ロギングプログラムである tlog-rec-session をインストールします。このロールは SSSD 設定ドロップファイルを作成します。このファイルはログインシェルを使用するユーザーとグループを定義します。さらに、cockpit パッケージがシステムにインストールされている場合、Playbook は cockpit-session-recording パッケージもインストールします。これは Cockpit モジュールの 1 つであり、Web コンソールインターフェイスでの記録の表示と再生を可能にするものです。
前提条件
- コントロールノードと管理対象ノードの準備が完了している。
- 管理対象ノードで Playbook を実行できるユーザーとしてコントロールノードにログインしている。
-
管理対象ノードへの接続に使用するアカウントに、そのノードに対する
sudo権限がある。
手順
次の内容を含む Playbook ファイル (例:
~/playbook.yml) を作成します。--- - name: Deploy session recording excluding users and groups hosts: managed-node-01.example.com tasks: - name: Exclude users and groups ansible.builtin.include_role: name: redhat.rhel_system_roles.tlog vars: tlog_scope_sssd: all tlog_exclude_users_sssd: - jeff - james tlog_exclude_groups_sssd: - adminstlog_scope_sssd: <value>-
値
allは、すべてのユーザーとグループを記録することを指定します。 tlog_exclude_users_sssd: <user_list>- セッション記録から除外するユーザー名の YAML リスト。
tlog_exclude_groups_sssd: <group_list>- セッション記録から除外するグループの YAML リスト。
Playbook の構文を検証します。
$ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.ymlこのコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。
Playbook を実行します。
$ ansible-playbook ~/playbook.yml
検証
SSSD ドロップインファイルの内容を確認します。
# cat /etc/sssd/conf.d/sssd-session-recording.confPlaybook に設定したパラメーターがファイルに含まれていることが確認できます。
- セッションを記録するユーザーとしてログインし、いくつかの操作を実行してからログアウトします。
rootユーザーとして以下を実行します。記録されたセッションのリストを表示します。
# journalctl _COMM=tlog-rec-sessio Nov 12 09:17:30 managed-node-01.example.com -tlog-rec-session[1546]: {"ver":"2.3","host":"managed-node-01.example.com","rec":"07418f2b0f334c1696c10cbe6f6f31a6-60a-e4a2","user":"demo-user",... ...次のステップでは、
rec(レコーディング ID) フィールドの値が必要になります。_COMMフィールドの値は 15 文字の制限により短縮されることに注意してください。セッションを再生します。
# tlog-play -r journal -M TLOG_REC=<recording_id>