2.4. 物理サイズ別の VDO 要件の例
以下の表は、基盤となるボリュームの物理サイズに基づいた、VDO のシステム要件の概算を示しています。それぞれの表には、プライマリーストレージ、バックアップストレージなどの、目的のデプロイメントに適した要件が記載されています。
正確な数値は、VDO ボリュームの設定により異なります。
- プライマリーストレージのデプロイメント
プライマリーストレージの場合、UDS インデックスのサイズは、物理サイズの 0.01% から 25% になります。
表2.1 プライマリーストレージのストレージとメモリーの設定例 物理サイズ メモリー使用率: UDS メモリー使用率: VDO ディスク使用率 インデックスタイプ 1 TB
250 MB
472 MB
2.5 GB
デンス
10 TB
1 GB
3 GB
10 GB
デンス
250 MB
22 GB
スパース
50 TB
1 GB
14 GB
85 GB
スパース
100 TB
3 GB
27 GB
255 GB
スパース
256 TB
5 GB
69 GB
425 GB
スパース
- バックアップストレージのデプロイメント
バックアップストレージの場合、重複排除ウィンドウをバックアップセットよりも大きくする必要があります。将来的にバックアップセットまたは物理サイズが増大すると予想される場合は、それを考慮してインデックスサイズを設定してください。
表2.2 バックアップストレージのストレージとメモリーの設定例 重複排除ウィンドウ メモリー使用率: UDS ディスク使用率 インデックスタイプ 1 TB
250 MB
2.5 GB
デンス
10 TB
2 GB
21 GB
デンス
50 TB
2 GB
170 GB
スパース
100 TB
4 GB
340 GB
スパース
256 TB
8 GB
700 GB
スパース