6.6. 証明書プロファイルの変更


ipa certprofile-mod コマンドを使用して、コマンドラインで証明書プロファイルを直接変更するには、次の手順に従います。

手順

  1. 変更する証明書プロファイルの証明書プロファイル ID を確認します。IdM に現在保存されている証明書プロファイルをすべて表示するには、次のコマンドを実行します。

    # ipa certprofile-find
    
    ------------------
    4 profiles matched
    ------------------
      Profile ID: caIPAserviceCert
      Profile description: Standard profile for network services
      Store issued certificates: TRUE
    
      Profile ID: IECUserRoles
      ...
    
      Profile ID: smime
      Profile description: S/MIME certificates
      Store issued certificates: TRUE
    --------------------------
    Number of entries returned
    --------------------------
  2. 証明書プロファイルの説明を変更します。たとえば、既存のプロファイルを使用して S/MIME 証明書のカスタム証明書プロファイルを作成した場合は、説明を新しい使用方法に合わせて変更します。

    # ipa certprofile-mod smime --desc "New certificate profile description"
    ------------------------------------
    Modified Certificate Profile "smime"
    ------------------------------------
        Profile ID: smime
        Profile description: New certificate profile description
        Store issued certificates: TRUE
  3. テキストエディターでカスタマー証明書プロファイルファイルを開き、要件に合わせてを変更します。

    # vi smime.cfg

    証明書プロファイルの設定ファイルで指定できるオプションの詳細は、証明書プロファイル設定パラメーター を参照してください。

  4. 既存の証明書プロファイルの設定ファイルを更新します。

    # ipa certprofile-mod _profile_ID_ --file=smime.cfg

検証

  • 証明書プロファイルが更新されたことを確認します。

    $ ipa certprofile-show smime
      Profile ID: smime
      Profile description: New certificate profile description
      Store issued certificates: TRUE

関連情報

  • システム上の ipa (a) man ページを参照してください。
  • ipa help certprofile-mod を参照してください。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.