10.9. 複数のアイデンティティーマッピングルールを 1 つに結合
複数の ID マッピングルールを 1 つのルールに結合するには、個々のマッピングルールの前に | (or) 文字を追加し、括弧 () で区切ります。以下に例を示します。
証明書マッピングフィルターの例 1
$ ipa certmaprule-add ad_cert_for_ipa_and_ad_users \
--maprule='(|(ipacertmapdata=X509:<I>{issuer_dn!nss_x500}<S>{subject_dn!nss_x500})(altSecurityIdentities=X509:<I>{issuer_dn!ad_x500}<S>{subject_dn!ad_x500}))' \
--matchrule='<ISSUER>CN=AD-ROOT-CA,DC=ad,DC=example,DC=com' \
--domain=ad.example.com
上記の例では、--maprule オプションのフィルター定義には、以下の基準が含まれます。
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ipacertmapdata=X509:<I>{issuer_dn!nss_x500}<S>{subject_dn!nss_x500}は、スマートカード証明書のサブジェクトと発行者を、IdM ユーザーアカウントのipacertmapdata属性の値にリンクするフィルターです。詳細は、IdM での証明書マッピングルールの追加を 参照してください。 -
altSecurityIdentities=X509:<I>{issuer_dn!ad_x500}<S>{subject_dn!ad_x500}は、スマートカード証明書のサブジェクトと発行者を AD ユーザーアカウントのaltSecurityIdentities属性の値にリンクするフィルターです。これは 、信頼された AD ドメインがユーザー証明書をマッピングするように設定されている場合に証明書マッピングルールを追加する で説明されています。 -
--domain=ad.example.comオプションを追加すると、指定した証明書にマッピングされたユーザーが、ローカルのidm.example.comドメインだけでなく、ad.example.comドメイン内でも検索されます。
--maprule オプションのフィルターの定義では、論理演算子 | (or) が使用できるため、複数の基準を指定できます。この場合、ルールは、1 つ以上の基準を満たすユーザーアカウントをすべてマップします。
証明書マッピングフィルターの例 2
$ ipa certmaprule-add ipa_cert_for_ad_users \
--maprule='(|(userCertificate;binary={cert!bin})(ipacertmapdata=X509:<I>{issuer_dn!nss_x500}<S>{subject_dn!nss_x500})(altSecurityIdentities=X509:<I>{issuer_dn!ad_x500}<S>{subject_dn!ad_x500}))' \
--matchrule='<ISSUER>CN=Certificate Authority,O=REALM.EXAMPLE.COM' \
--domain=idm.example.com --domain=ad.example.com
上記の例では、--maprule オプションのフィルター定義には、以下の基準が含まれます。
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userCertificate;binary={cert!bin}は、証明書全体を含むユーザーエントリーを返すフィルターです。AD ユーザーの場合、このタイプのフィルターの作成については 、AD ユーザーエントリーに証明書またはマッピングデータが含まれていない場合に証明書マッピングルールを追加する で詳しく説明されています。 -
ipacertmapdata=X509:<I>{issuer_dn!nss_x500}<S>{subject_dn!nss_x500}は、スマートカード証明書のサブジェクトと発行者を、IdM ユーザーアカウントのipacertmapdata属性の値にリンクするフィルターです。詳細は 、IdM での証明書マッピングルールの追加を 参照してください。 -
altSecurityIdentities=X509:<I>{issuer_dn!ad_x500}<S>{subject_dn!ad_x500}は、スマートカード証明書のサブジェクトと発行者を AD ユーザーアカウントのaltSecurityIdentities属性の値にリンクするフィルターです。これは 、信頼された AD ドメインがユーザー証明書をマッピングするように設定されている場合に証明書マッピングルールを追加する で説明されています。
--maprule オプションのフィルターの定義では、論理演算子 | (or) が使用できるため、複数の基準を指定できます。この場合、ルールは、1 つ以上の基準を満たすユーザーアカウントをすべてマップします。