7.2. DNF Automatic 設定ファイル
初期設定では、DNF Automatic は /etc/dnf/automatic.conf
を設定ファイルとして使用し、動作を定義します。
設定ファイルは、以下のトピックセクションに分かれています。
[commands]
DNF Automatic の操作モードを設定します。
警告[commands]
セクションの操作モードの設定は、dnf-automatic.timer
以外のすべてのタイマーユニットに対して、systemd タイマーユニットで使用される設定によって上書きされます。[emitters]
DNF Automatic の結果が報告される方法を定義します。
[command]
コマンドエミッター設定を定義します。
[command_email]
電子メールの送信に使用する外部コマンドのメールエミッター設定を提供します。
[email]
電子メールエミッターの設定を提供します。
[base]
DNF のメイン設定ファイルの設定を上書きします。
/etc/dnf/automatic.conf
ファイルのデフォルト設定では、DNF Automatic は利用可能な更新を確認し、ダウンロードして、標準出力に結果を報告します。
関連情報
-
システムの
dnf-automatic(8)
man ページ - dnf-automatic パッケージに含まれる systemd タイマーユニットの概要