3.6. bootc-image-builder を使用した ISO イメージの作成
bootc-image-builder
を使用すると、ブート可能なコンテナーのオフラインデプロイメントを実行できる ISO を作成できます。
前提条件
- ホストマシンに Podman がインストールされている。
-
bootc-image-builder
ツールを実行し、コンテナーを--privileged
モードで実行して、イメージをビルドするための root アクセスがある。
手順
bootc-image-builder
を実行します。$ sudo podman run \ --rm \ -it \ --privileged \ --pull=newer \ --security-opt label=type:unconfined_t \ -v $(pwd)/config.toml:/config.toml \ -v $(pwd)/output:/output \ registry.redhat.io/rhel9/bootc-image-builder:latest \ --type iso \ --config config.toml \ quay.io/<namespace>/<image>:<tag>
.iso
イメージは出力フォルダーにあります。
次のステップ
ISO イメージは、USB スティックや Install-on-boot などの無人インストール方法で使用できます。インストール可能なブート ISO には、設定済みのキックスタートファイルが含まれます。Anaconda とキックスタートを使用したコンテナーイメージのデプロイ を参照してください。
警告キックスタートはシステム上の最初のディスクを自動的に再フォーマットするように設定されています。そのため、既存のオペレーティングシステムまたはデータを有するマシンで ISO を起動すると、破壊的な結果を招く可能性があります。
- イメージを更新し、変更をレジストリーにプッシュできます。RHEL のブート可能なイメージの管理 を参照してください。