4.3. Narayana 設定
pax-transx-tm-narayana
バンドルには jbossts-properties.xml
ファイルが含まれており、これはトランザクションマネージャーのさまざまな側面のデフォルト設定を提供します。これらのプロパティーはすべて、$FUSE_HOME/etc/org.ops4j.pax.transx.tm.narayana.cfg
ファイルに直接上書きしたり、Configuration Admin API を使用して上書きしたりできます。
Narayana の基本設定は、さまざまな EnvironmentBean
オブジェクトによって行われます。このような Bean はすべて、接頭辞が異なるプロパティーを使用することで設定できます。以下の表は、使用される設定オブジェクトと接頭辞の概要を示しています。
設定 Bean | プロパティーの接頭辞 |
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接頭辞 をし用すると、設定を簡素化できます。ただし、通常、以下のいずれかの形式を使用する必要があります。
NameEnvironmentBean. propertyName
(優先形式) または
fully-qualified-class-name.field-name
たとえば、com.arjuna.ats.arjuna.common.CoordinatorEnvironmentBean.commitOnePhase
フィールドについて考えてみましょう。これは、com.arjuna.ats.arjuna.common.CoordinatorEnvironmentBean.commitOnePhase
プロパティーを使用して設定するか、より簡単なフォーム CoordinatorEnvironmentBean.commitOnePhase
(推奨) を使用して設定できます。プロパティーの設定方法と設定可能な Bean の詳細は、Narayana Product Documentation を参照してください。
ObjectStoreEnvironmentBean
などの一部の Bean は、別の目的で設定を提供する 名前付き インスタンスごとに複数回設定できます。この場合、インスタンスの名前は、接頭辞 (上記のいずれか) と field-name
の間で使用されます。たとえば、communicationStore
という名前の ObjectStoreEnvironmentBean
インスタンスのオブジェクトストアのタイプは、名前付きプロパティーを使用して設定できます。
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com.arjuna.ats.arjuna.common.ObjectStoreEnvironmentBean.communicationStore.objectStoreType
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ObjectStoreEnvironmentBean.communicationStore.objectStoreType