6.3. JDBC データソースの設定
OSGi トランザクションアーキテクチャー で説明されているように、一部のサービスを OSGi サービスレジストリーに登録する必要があります。javax.transaction.UserTransaction
インターフェイスなどを使用してトランザクションマネージャーインスタンスを 検索 (ルックアップ) できるのと同様に、javax.sql.DataSource
インターフェイスを使用して JDBC データソースで同じことができます。要件は以下のとおりです。
- ターゲットデータベースと通信できるデータベース固有のデータソース
- プーリングやトランザクション管理 (XA) を設定できる汎用データソース
OSGi 環境では、Fuse などの OSGi 環境では、OSGi サービスとして登録された場合に、アプリケーションからデータソースにアクセスできるようになります。基本的に、これは以下のように行われます。
org.osgi.framework.BundleContext.registerService(javax.sql.DataSource.class, dataSourceObject, properties); org.osgi.framework.BundleContext.registerService(javax.sql.XADataSource.class, xaDataSourceObject, properties);
このようなサービスを登録する方法は 2 つあります。
-
jdbc:ds-create
Karaf コンソールコマンドを使用してデータソースを公開します。これは、設定メソッド です。 -
Blueprint、OSGi Declarative Services (SCR)、または
BundleContext.registerService()
API 呼び出しなどの方法を使用してデータソースを公開します。この方法では、コードやメタデータを含む専用の OSGi バンドルが必要です。これは the_deployment method_ です。