2.7. テクノロジープレビューの機能


本リリースには、以下に示すテクノロジープレビュー機能が含まれています。

重要

テクノロジープレビューの機能は、Red Hat の本番環境のサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされず、機能的に完全ではないことがあるため、Red Hat は本番環境での使用は推奨しません。テクノロジープレビューの機能は、最新の技術をいち早く提供して、開発段階で機能のテストやフィードバックの収集を可能にするために提供されます。詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

  • Data Virtualization

    オンサイトの OpenShift Container Platform 上で実行される Fuse Online の開発環境では、データ仮想化はコンテナーネイティブなサービスです。これは、リレーショナルデータベース、ファイル、Web サービス、SaaS リポジトリーなどの、複数の異なるソースからデータを統合します。Fuse Online では、開発者はソースデータの論理ビューをカスタムで定義する仮想データベースイメージを作成できます。作成後、そのイメージを OpenShift にデプロイすることができます。アプリケーションは、標準の OData、REST、または JDBC インターフェイス上で仮想データベースに接続し、SQL をサポートしないものも含め、すべてのデータソースで SQL クエリーを実行することができます。

    Data Virtualization を有効にするには、OCP での Fuse のインストール を参照してください。

  • 以下に対するコネクターです。

    • Box
    • IMAP または POP3 メール
    • Jira
    • SMTP メール
  • Conditional Flows (条件付きフロー)

    Conditional Flows (条件付きフロー) ステップをシンプルなインテグレーションのフローまたは API プロバイダーのインテグレーションオペレーションフローに追加できるようになりました。Conditional Flows ステップを追加するときに、インテグレーションの 1 つ以上の条件を指定し、ランタイムにインテグレーションデータに対して評価を行います。次に、その条件が true と評価されたときに統合を実行するフローを作成します。実行中に評価結果が true の場合、統合はその条件に対して指定したフローを実行します。条件付きフローには、シンプルなインテグレーションフローまたは API プロバイダーオペレーションフローに追加可能な同じコネクションとステップがあります。

  • データフィールドをマッピングするための条件式

    データマッパーでは、条件式を指定し、1 つのデータマッピングに適用することができます。たとえば、条件式はソースフィールドの評価や、ソースフィールドが空の場合にターゲットフィールドに入力する方法を指定できます。指定できる式の限定セットは、Microsoft Excel の式に似ています。

  • Camel-K は追加のランタイムとして使用できます。
  • OAuth を使用する REST API クライアントでは、API クライアントコネクターの作成時に、そのコネクターから作成するコネクションのデフォルト OAuth2 の動作を変更することができます。OpenAPI 仕様への Fuse Online ベンダーエクステンションは以下をサポートします。

    • クライアントクレデンシャルをパラメーターとして提供。
    • HTTP レスポンスステータスコードを基にした新しいアクセストークンの取得。
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