4.3. テクノロジープレビュー機能
以下の Fuse スタンドアロンの機能は テクノロジープレビュー であるため、Fuse 7.4 ではサポートされません。
- Saga EIP
- Saga EIP (Enterprise Integration Pattern) はテクノロジープレビューの機能で、実稼働環境に適していない インメモリー Saga サービスのみが対象になります。LRA Saga サービスはサポートされません。詳細は Apache Camel Development Guide の Saga EIP を参照してください。
4.3.1. Camel LSP の Fuse Tooling サポート
Fuse Tooling は、Camel LSP (Language Server Protocol) エクステンションや、Visual Studio Code、Eclipse IDE、および Eclipse Che のプラグインを使用して、Camel アプリケーションの開発でクロスプラットフォームおよびクロス IDE を提供します。
Visual Studio Code では、WSDL を Camel Rest DSL サポートに提供するエクステンションを追加することもできます。
注記: これらの機能は、デフォルトで Red Hat CodeReady Studio の Fuse Tooling に含まれています。
Visual Studio Code の機能
Language Support for Apache Camel エクステンションは、Camel URI の以下の機能を提供します。
XML DSL および Java DSL の場合:
- エディターは入力時に Camel コンポーネント、属性、および属性値のリストでコード補完を提供します。
- Camel コンポーネントにマウスオーバーすると、エディターにコンポーネントの簡単な説明が表示されます (Apache Camel component reference から)。
- ファイルを編集すると、エディターは Camel コードで Apache Camel 検証チェックを実行します。
XML DSL の場合のみ:
- VS Code の Outline パネルおよび Go > Go to Symbol in File ナビゲーションパネルで、Camel コンテキストおよびルートに移動できます。
-
エディターは入力時に
direct
、direct VM
、VM
、およびSEDA
コンポーネントの参照された ID に対し、コード補完を提供します。 -
開いているすべての Camel ファイルで
direct
およびdirect VM
コンポーネントの参照を見つけることができます。
WSDL 2 Camel Rest DSL エクステンション (wsdl2rest 実装) は、WSDL を Camel Rest DSL サポートに提供します。既存の WSDL ファイルを指定すると、このエクステンションを使用して REST スタイルのアクセスの Camel Rest DSL + CXF ソリューションを生成できます。WSDL ファイルは、ローカルファイルシステム上またはアクセス可能な Web URL から見つけることができます。
Language Support for Camel LSP および WSDL to Camel Rest DSL 機能にアクセスするには、以下のエクステンションを 1 つ以上追加します。
Apache Camel Extension Pack によって以下の VS Code エクステンションがインストールされます。
エクステンションを個別にインストールすることもできます。
詳細は、以下の README ファイルを参照してください。
- Apache Camel Extension Pack の README ファイル。
- Apache Camel Language Server Protocol for Visual Studio Code の README ファイル。
- WSDL to Camel Rest DSL の README ファイル。
Eclipse IDE 機能
Language Support for Apache Camel Eclipse プラグインは Camel URI に以下の機能を提供します。
XML DSL および Java DSL 両方の汎用 Eclipse テキストエディター: * エディターは入力時に Camel コンポーネント、属性、および属性値のリストでコード補完を提供します。* Camel コンポーネントにマウスオーバーすると、エディターにコンポーネントの簡単な説明が表示されます (Apache Camel component reference から)。
Eclipse XML または Java エディターを使用する場合は、自動補完機能のみが提供されます。
Language Support for Apache Camel 機能にアクセスするには、Eclipse Marketplace から Eclipse プラグインをインストールします。詳細は、Apache Camel Language Server Protocol for Eclipse IDE の README file を参照してください。
Eclipse Che の機能
Eclipse Che 6 の Language Support for Apache Camel プラグインは、Camel URI および XML DSL のみに機能を提供します。
- エディターは入力時に Camel コンポーネント、属性、および属性値のリストでコード補完を提供します。
- Camel コンポーネントにマウスオーバーすると、エディターにコンポーネントの簡単な説明が表示されます (Apache Camel component reference から)。
- ファイルを保存すると、エディターによって Camel コードで Apache Camel 検証チェックが実行されます。
Eclipse Che 向けのこのプラグインをアクティベートするには、ワークスペースの設定を編集する必要があります。アクティベート方法の詳細は、Red Hat Developers のブログエントリー の Use in OpenShift.io を参照してください。
注記: Che 7 (Beta 版) には Camel Java DSL のサポートが含まれます。詳細は https://github.com/eclipse/che/issues/12584 を参照してください。