第4章 リソース最適化サービスの無効化
4.1. リソース最適化ファイルおよびデータの削除
Ansible を使用してリソース最適化サービスを無効にする
各システムで以下の手順を実行し、リソース最適化サービスを無効にしてアンインストールします。
手順
次のコマンドを使用して Ansible Playbook をダウンロードします。
$ curl -O https://raw.githubusercontent.com/RedHatInsights/ros-backend/v1.0/ansible-playbooks/ros_disable.yml
次のコマンドを使用して Ansible Playbook を実行します。
# ansible-playbook -c local ros_disable_and_clean_up.yml
Playbook をアンインストールしても、Performance Co-Pilot (PCP) ツールキットが停止または削除されることはありません。PCP は複数のアプリケーションをサポートする場合があることに注意してください。リソース最適化サービス専用に PCP を使用していて、PCP も削除したい場合は、いくつかのオプションがあります。pmlogger
および pmcd
サービスを停止して無効にするか、システムから pcp
パッケージをアンインストールして PCP を完全に削除することができます。
Ansible を使用せずにリソース最適化サービスを手動で無効にする
アンインストールプロセスを迅速化するために、Ansible の使用を推奨します。Ansible を使用しないことを選択した場合は、次の手動手順を利用してください。
手順
/etc/pcp/pmlogger/control.d/local
からこの行を削除して、リソース最適化サービスのメトリクス収集を無効にします。LOCALHOSTNAME n y PCP_LOG_DIR/pmlogger/ros -r -T24h10m -c config.ros -v 100Mb
PCP を再起動して、リソース最適化サービスのメトリクス収集を効果的に停止します。
$ sudo systemctl pmcd pmlogger
リソース最適化サービス設定ファイルを削除します。
$ sudo rm /var/lib/pcp/config/pmlogger/config.ros
システムからリソース最適化データを削除します。
$ sudo rm -rf /var/log/pcp/pmlogger/ros
PCP を他の目的で使用していない場合は、システムから削除できます。
$ sudo yum remove pcp