2.3. リソース最適化サービスでの通知および統合の有効化
リソース最適化サービスが問題を検出して提案を生成するたびに、Red Hat Hybrid Cloud Console の通知サービスを有効にして通知を送信できます。通知サービスを使用すると、推奨事項について Red Hat Insights for Red Hat Enterprise Linux ダッシュボードを継続的にチェックする必要がなくなります。
たとえば、リソース最適化サービスが提案を生成するたびにメールメッセージを自動的に送信するように通知サービスを設定できます。
通知サービスを有効にするには、以下の 3 つの主要なステップが必要です。
- まず、組織管理者が通知管理者ロールを持つ User Access グループを作成し、そのグループにアカウントメンバーを追加します。
- 次に、通知管理者が通知サービス内のイベントの動作グループを設定します。動作グループは、通知ごとに配信方法を指定します。たとえば、動作グループは、電子メール通知をすべてのユーザーに送信するか、組織の管理者にのみ送信するかを指定できます。
- 最後に、イベントからメール通知を受信するユーザーは、各イベントの個別メールを受け取るようにユーザー設定を行う必要があります。
メールメッセージの送信に加えて、他の方法でイベントデータをプルするように通知サービスを設定できます。
- 認証されたクライアントを使用して、Red Hat Insights API にイベントデータを照会する。
- Webhook を使用して受信要求を受け入れるサードパーティーのアプリケーションにイベントを送信する。
- 通知を Splunk などのアプリケーションと統合して、リソースの最適化の推奨事項をアプリケーションダッシュボードにルーティングする。
関連情報
- リソース最適化の推奨事項に関する通知を設定する方法の詳細は、Red Hat Hybrid Cloud Console での通知の設定 および Red Hat Hybrid Cloud Console とサードパーティー製アプリケーションの統合 を参照してください。