1.6. Kafka クライアントシリアライザー/デシリアライザーでのスキーマの検証
Kafka プロデューサーアプリケーションは、シリアライザーを使用して、特定のイベントスキーマに準拠するメッセージをエンコードできます。Kafka コンシューマーアプリケーションはデシリアライザーを使用して、特定のスキーマ ID に基づいてメッセージが適切なスキーマを使用してシリアライズされたことを検証できます。
図1.2 Service Registry および Kafka クライアント SerDe アーキテクチャー
![Registry SerDe architecture](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Integration-2021.Q3-Service_Registry_User_Guide-ja-JP/images/bf1c0c9520cba0b195b1331054f9d9db/registry-serdes-architecture.png)
Service Registry は、実行時に以下のメッセージタイプを検証するために Kafka クライアントシリアライザー/デシリアライザー (SerDes) を提供します。
- Apache Avro
- Google プロトコルバッファー
- JSON スキーマ
Service Registry Maven リポジトリーおよびソースコードディストリビューションには、これらのメッセージタイプの Kafka SerDe 実装が含まれ、Kafka クライアント開発者がレジストリーと統合するために使用できます。これらの実装には、サポートされているメッセージタイプごとにカスタム Java クラスが含まれます (例: io.apicurio.registry.serde.avro
)。これを使用して、クライアントアプリケーションは、検証のために実行時にレジストリーからスキーマをプルできます。