13.7.3. NSAPI を基本的な HTTP コネクターとして設定する
このタスクでは、NSAPI コネクターが負荷分散またはフェールオーバーなしでクライアント要求を Enterprise Application Platform サーバーにリダイレクトするよう設定します。リダイレクトは、デプロイメントごとに (つまり、URL ごとに) 行われます。負荷分散設定については、「NSAPI を負荷分散クラスターとして設定する」を参照してください。
前提条件
- 現在のタスクを続行する前に、「Oracle Solaris で NSAPI コネクターを設定する」を完了する必要があります。
手順13.16 タスク
Enterprise Application Platform サーバーにリダイレクトする URL パスを定義します。
IPLANET_CONFIG/obj.confファイルを編集します。<Object name="default">で始まるセクションを見つけ、一致する各 URL パターンを次のサンプルファイルで示された形式で追加します。文字列jknsapiは、次の手順で定義される HTTP コネクターを示します。例は、ワイルドカードを使用したパターン一致を示しています。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 各パスを提供するワーカーを定義します。
IPLANET_CONFIG/obj.confファイルの編集を続行します。編集したセクションの終了タグのすぐ後に次を追加します:</Object>。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 上記の例は、URL パス/statusを、worker01という名前のワーカーにリダイレクトし、/nc/以下のすべての URL パスを、worker02という名前のワーカーにリダイレクトします。3 番目の行は、前の行で一致しないjknsapiオブジェクトに割り当てられたすべての URL がworker01に提供されることを示しています。ファイルを保存し、終了します。ワーカーとその属性を定義します。
ディレクトリーに、IPLANET_CONFIG/connectors/workers.propertiesという名前のファイルを作成します。以下の内容をそのファイルにペーストし、お使いの環境に合わせて変更します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow workers.propertiesファイルは Apache mod_jk と同じ構文を使用します。利用可能なオプションについては、「Apache Mod_jk ワーカーの設定リファレンス」を参照してください。ファイルを保存し、終了します。iPlanet Web Server を再起動します。
iPlanet Web Server 6.1 を実行するか、7.0 を実行するかに応じて、以下のいずれかの手順を選択します。iPlanet Web Server 6.1
IPLANET_CONFIG/../stop IPLANET_CONFIG/../start
IPLANET_CONFIG/../stop IPLANET_CONFIG/../startCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow iPlanet Web Server 7.0
IPLANET_CONFIG/../bin/stopserv IPLANET_CONFIG/../bin/startserv
IPLANET_CONFIG/../bin/stopserv IPLANET_CONFIG/../bin/startservCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
iPlanet Web Server が、設定した URL へのクライアント要求を Enterprise Application Platform のデプロイメントに送信します。