1.10. GitOps CLI を使用したデフォルトモードでのアプリケーションの同期
GitOps argocd
CLI を使用して、デフォルトモードでアプリケーションを同期できます。
このサンプルワークフローでは、cluster
ディレクトリーの内容を cluster-configs
アプリケーションに対して再帰的に同期するように Argo CD を設定するプロセスを説明します。このディレクトリーは、OpenShift Container Platform クラスター設定とクラスター上の spring-petclinic
namespace を定義します。
前提条件
- Red Hat OpenShift GitOps Operator が OpenShift Container Platform クラスターにインストールされている。
- Argo CD インスタンスにログインしている。
-
OpenShift CLI (
oc
) がインストールされている。 -
Red Hat OpenShift GitOps
argocd
CLI がインストールされている。
手順
Argo CD サーバーの
admin
アカウントのパスワードを取得します。$ ADMIN_PASSWD=$(oc get secret openshift-gitops-cluster -n openshift-gitops -o jsonpath='{.data.admin\.password}' | base64 -d)
Argo CD サーバーの URL を取得します。
$ SERVER_URL=$(oc get routes openshift-gitops-server -n openshift-gitops -o jsonpath='{.status.ingress[0].host}')
admin
アカウントのパスワードを使用して Argo CD サーバーにログインし、一重引用符で囲みます。重要パスワードを一重引用符で囲むと、
$
などの特殊文字がシェルによって誤って解釈されなくなります。パスワードのリテラル値を囲むには常に一重引用符を使用してください。$ argocd login --username admin --password ${ADMIN_PASSWD} ${SERVER_URL}
例
$ argocd login --username admin --password '<password>' openshift-gitops.openshift-gitops.apps-crc.testing
アプリケーションは
none
sync ポリシーを使用して設定されているため、同期操作を手動でトリガーする必要があります。$ argocd app sync openshift-gitops/app-cluster-configs
アプリケーションをリスト表示して、アプリケーションのステータスが
Healthy
およびSynced
であることを確認します。$ argocd app list