1.4. クラスターレベルでの Argo CD インスタンスの実行


Red Hat OpenShift GitOps Operator によってインストールされるデフォルトの Argo CD インスタンスおよび付随するコントローラーは、単純な設定の切り替えを設定して、クラスターのインフラストラクチャーノードで実行できるようになりました。

手順

  1. 既存のノードにラベルを付けます。

    $ oc label node <node-name> node-role.kubernetes.io/infra=""
  2. オプション: 必要な場合は、テイントを適用し、インフラストラクチャーノードでワークロードを分離し、他のワークロードがそれらのノードでスケジュールされないようにすることもできます。

    $ oc adm taint nodes -l node-role.kubernetes.io/infra \
    infra=reserved:NoSchedule infra=reserved:NoExecute
  3. GitOpsService カスタムリソースに runOnInfra トグルを追加します。

    apiVersion: pipelines.openshift.io/v1alpha1
    kind: GitopsService
    metadata:
      name: cluster
    spec:
      runOnInfra: true
  4. オプション: テイントがノードに追加された場合は、tolerationsGitOpsService カスタムリソースに追加します。

    apiVersion: pipelines.openshift.io/v1alpha1
    kind: GitopsService
    metadata:
      name: cluster
      spec:
        runOnInfra: true
        tolerations:
        - effect: NoSchedule
          key: infra
          value: reserved
        - effect: NoExecute
          key: infra
          value: reserved

  5. コンソール UI の Pod を Pods Pod details で表示して、openshift-gitops namespace のワークロードがインフラストラクチャーノードでスケジュールされていることを確認します。
注記

デフォルトの Argo CD カスタムリソースに手動で追加された nodeSelectors および tolerations は、GitOpsService カスタムリソースのトグルおよび tolerations によって上書きされます。

関連情報

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.