3.2. RPM を使用した Linux への Red Hat OpenShift GitOps CLI のインストール


Red Hat Enterprise Linux (RHEL) バージョン 8 以降では、yumdnf などのパッケージマネージャーを使用して、GitOps argocd CLI を RPM としてインストールできます。これにより、GitOps argocd CLI バージョンがシステムによって自動的に管理されるようになります。たとえば、dnf upgrade などのコマンドを使用すると、新しいバージョンが利用可能な場合は argocd を含むすべてのパッケージがアップグレードされます。

前提条件

  • お使いの Red Hat アカウントに有効な OpenShift Container Platform サブスクリプションがある。
  • ローカルシステムに root または sudo 権限がある。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、Red Hat Subscription Manager に登録します。

    # subscription-manager register
  2. 次のコマンドを実行して、最新のサブスクリプションデータを取得します。

    # subscription-manager refresh
  3. 次のコマンドを実行して、利用可能なサブスクリプションをリスト表示します。

    # subscription-manager list --available --matches '*gitops*'
  4. 前のコマンドの出力で、OpenShift Container Platform サブスクリプションのプール ID を見つけ、次のコマンドを実行して、登録済みのシステムにサブスクリプションをアタッチします。

    # subscription-manager attach --pool=<pool_id>
  5. 次のコマンドを実行して、Red Hat OpenShift GitOps for RHEL バージョン 8 以降に必要なリポジトリーを有効にします。

    • Linux (x86_64, amd64)

      # subscription-manager repos --enable="gitops-<gitops_version>-for-rhel-<rhel_version>-x86_64-rpms"

      コマンドの例

      # subscription-manager repos --enable="gitops-1.14-for-rhel-8-x86_64-rpms"

    • Linux on IBM zSystems および IBM® LinuxONE (s390x)

      # subscription-manager repos --enable="gitops-<gitops_version>-for-rhel-<rhel_version>-s390x-rpms"

      コマンドの例

      # subscription-manager repos --enable="gitops-1.14-for-rhel-8-s390x-rpms"

    • Linux on IBM Power (ppc64le)

      # subscription-manager repos --enable="gitops-<gitops_version>-for-rhel-<rhel_version>-ppc64le-rpms"

      コマンドの例

      # subscription-manager repos --enable="gitops-1.14-for-rhel-8-ppc64le-rpms"

    • ARM 上の Linux (aarch64、arm64)

      # subscription-manager repos --enable="gitops-<gitops_version>-for-rhel-<rhel_version>-aarch64-rpms"

      コマンドの例

      # subscription-manager repos --enable="gitops-1.14-for-rhel-8-aarch64-rpms"

  6. 次のコマンドを実行して、openshift-gitops-argocd-cli パッケージをインストールします。

    # yum install openshift-gitops-argocd-cli
  7. GitOps argocd CLI をインストールしたら、次のコマンドを実行して、使用可能であることを確認します。

    $ argocd version --client

    出力例

    argocd: v2.9.5+f943664
      BuildDate: 2024-02-15T05:19:27Z
      GitCommit: f9436641a616d277ab1f98694e5ce4c986d4ea05
      GitTreeState: clean
      GoVersion: go1.20.10
      Compiler: gc
      Platform: linux/amd64
      ExtraBuildInfo: openshift-gitops-version: 1.12.0, release: 0015022024 1

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    Red Hat によってビルドされた Red Hat OpenShift GitOps のビルド情報。
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