第3章 GitOps CLI のインストール
Red Hat OpenShift GitOps argocd
CLI ツールはテクノロジープレビュー機能のみです。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
GitOps argocd
CLI ツールを使用して、コマンドラインから Red Hat OpenShift GitOps および Argo CD リソースを設定および管理します。GitOps argocd
CLI は、GitOps コンピューティングタスクをシンプルかつ簡潔にするように設計されています。この CLI ツールはさまざまなプラットフォームにインストールできます。
圧縮アーカイブと RPM の両方に、argocd
実行可能バイナリーファイルが含まれています。Red Hat アカウントにアクティブな OpenShift Container Platform サブスクリプションがある場合は、yum
、dnf
などのパッケージマネージャーを使用して CLI ツールを RPM としてインストールします。
3.1. Linux への Red Hat OpenShift GitOps CLI のインストール
Linux ディストリビューションの場合、GitOps argocd
CLI を tar.gz
アーカイブとしてダウンロードできます。
手順
ご使用のオペレーティングシステムとアーキテクチャーに応じた最新バージョンの CLI ツールを コンテンツゲートウェイ からダウンロードします。
オペレーティングシステム アーキテクチャー Tarball Linux
x86_64、amd64
argocd-linux-amd64.tar.gz
Linux on IBM zSystems および IBM® LinuxONE
s390x
argocd-linux-s390x.tar.gz
Linux on IBM Power
ppc64le
argocd-linux-ppc64le.tar.gz
ARM 上の Linux
aarch64、arm64
argocd-linux-arm64.tar.gz
注記新しいバージョンの CLI ツールは、古いバージョンの Red Hat OpenShift GitOps サーバーと互換性がありますが、その逆は当てはまりません。
次のコマンドを実行してアーカイブを抽出します。
$ tar xvzf <file>
次のコマンドを実行して、バイナリーを
PATH
環境変数のディレクトリーに移動します。$ sudo mv argocd /usr/local/bin/argocd
次のコマンドを実行して、ファイルを実行可能にします。
$ sudo chmod +x /usr/local/bin/argocd
GitOps
argocd
CLI をインストールしたら、次のコマンドを実行して、使用可能であることを確認します。$ argocd version --client
出力例
argocd: v2.9.5+f943664 BuildDate: 2024-02-15T05:19:27Z GitCommit: f9436641a616d277ab1f98694e5ce4c986d4ea05 GitTreeState: clean GoVersion: go1.20.10 Compiler: gc Platform: linux/amd64 ExtraBuildInfo: openshift-gitops-version: 1.12.0, release: 0015022024 1
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- Red Hat によってビルドされた Red Hat OpenShift GitOps のビルド情報。