第1章 Logging 6.2 リリースノート


1.1. Logging 6.2.4 リリースノート

このリリースには、RHSA-2025:13241 が含まれます。

1.1.1. バグ修正

  • 今回の更新以前は、プルーニング フィルターを使用して .kubernetes.namespace_name などの Kubernetes メタデータフィールドを削除すると、Syslog 出力の生成中に 再マッピング エラーが発生しました。これにより、appname フィールドと tag フィールドが正しく初期化されなくなり、ログの転送が妨げられていました。今回の更新で、この問題は修正されています。エラー処理を改善すると、ソースメタデータが見つからない場合にこれらのフィールドを空の文字列で初期化し、ログ処理が正常に行われます。(LOG-7267)
  • この更新の前は、OpenTelemetry (OTEL)データモデルを使用して LokiStack 出力に設定された ClusterLogForwarder カスタムリソース(CR)が、テクノロジープレビュー アノテーションなしで検証を誤って渡していました。この更新により、OTEL データモデルを使用して LokiStack 出力用に設定された ClusterLogForwarder CR は、tech preview アノテーションが含まれていない限り、検証に失敗するようになりました。(LOG-7280)
  • 今回の更新以前は、Red Hat OpenShift Logging Operator の診断ツールは特定の診断データを自動的に収集しませんでした。今回の更新により、operators.openshift.io/must-gather-image アノテーションが Operator の ClusterServiceVersion に追加されました。その結果、the -all-images フラグを使用して Operator の診断データを自動的に収集できるようになりました。(LOG-7304)
  • この更新の前は、namespace ラベルを指定せずにインフラストラクチャーログの AlertingRule CR を作成できませんでした。この制限により、特定のシナリオでアラートが作成されませんでした。今回の更新により、namespace ラベルを指定せずに、インフラストラクチャーおよび監査ログに RecordingRule および AlertingRule CR を作成できるようになりました。(LOG-7317)
  • この更新の前は、ClusterLogForwarder API が Kafka 出力の URL スキームを検証しなかったため、設定エラーが発生する可能性があります。今回の更新により、ClusterLogForwarder API は Kafka 出力の URL スキームを検証し、API ドキュメントは有効な URL スキームを反映しています。(LOG-7387)

1.1.2. CVE

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