1.4. Logging 6.2.1 リリースノート


このリリースには RHBA-2025:3908 が含まれています。

1.4.1. バグ修正

  • この更新前は、管理クラスターから収集されたアプリケーションプログラミングインターフェイス (API) 監査ログで、管理クラスターの cluster_id 値が使用されていました。この更新により、API 監査ログがゲストクラスターの cluster_id 値を使用するようになりました。(LOG-4445)
  • この更新前は、oc explain obsclf.spec.filters コマンドを発行しても、サポートされているすべてのフィルターがコマンド出力にリスト表示されませんでした。この更新により、サポートされているすべてのフィルタータイプがコマンド出力にリスト表示されるようになりました。(LOG-6753)
  • この更新前は、ログコレクターが、LokiStack 出力への入力が複数存在する ClusterLogForwarder リソースを無効としてフラグ付けしていました。これはログコレクターの内部処理ロジックが正しくないことが原因でした。この更新でこの問題が修正されています。(LOG-6758)
  • この更新前は、clusterlogforwarder.spec.outputs.syslog リソースに対して oc explain コマンドを発行すると、不完全な結果が返されていました。この更新により、RFC および enrichment 属性でサポートされていない型が結果に正しくリスト表示されるようになりました。(LOG-6869)
  • この更新前は、OpenTelemetry (OTEL) チューニング設定が空の場合、検証エラーが発生していました。この更新では、検証ルールが更新され、空のチューニング設定を受け入れるようになりました。(LOG-6878)
  • この更新前は、Red Hat OpenShift Logging Operator が、ログコレクターに必要な securitycontextconstraint リソースを更新できませんでした。この更新により、必要なクラスターロールが Red Hat OpenShift Logging Operator のサービスアカウントに提供されるようになりました。その結果、Red Hat OpenShift Logging Operator が securitycontextconstraint リソースを作成または更新できるようになります。(LOG-6879)
  • この更新前は、syslog リソースの URL 属性に関する API ドキュメントで、サポートされている値として udps 値が誤って記載されていました。この更新により、udps に関する記載がすべて削除されました。(LOG-6896)
  • この更新前は、Red Hat OpenShift Logging Operator が、更新の競合により、ログ内のオブジェクトを時折更新できないことがありました。この更新により、問題が解決されました。Update() 関数の代わりに Patch() 関数を使用することで、オブジェクトの更新中に競合が発生しなくなりました。(LOG-6953)
  • この更新前は、ネットワークの問題により異常な状態になった Loki インジェスターが、ネットワークが回復した後もその状態のままでした。この更新により、サービス検出の実行頻度を上げるように Loki Operator を設定して、異常なインジェスターをグループに再参加させることが可能になりました。(LOG-6992)
  • この更新前は、Vector コレクターが Open Virtual Network (OVN) および Auditd ログを転送できませんでした。この更新により、Vector コレクターが OVN および Auditd ログを転送できるようになりました。(LOG-6997)

1.4.2. CVE

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