6.3. バージョン付けされていないクラスタータスクとバージョン付けされたクラスタータスクの無効化
クラスター管理者は、OpenShift Pipeline Operator がインストールしたクラスタータスクを無効にできます。
手順
バージョン付けされていないクラスタータスクおよび最新のバージョン付けされたクラスタータスクをすべて削除するには、
TektonConfig
カスタムリソース定義 (CRD) を編集し、spec.addon.params
のclusterTasks
パラメーターをfalse
に設定します。TektonConfig
CR の例apiVersion: operator.tekton.dev/v1alpha1 kind: TektonConfig metadata: name: config spec: params: - name: createRbacResource value: "false" profile: all targetNamespace: openshift-pipelines addon: params: - name: clusterTasks value: "false" ...
クラスタータスクを無効にすると、Operator はすべてのバージョン付けされていないクラスタータスクおよび最新バージョンのバージョン付けされたクラスタータスクだけをクラスターから削除します。
注記クラスタータスクを再度有効にすると、バージョン付けされていないクラスタータスクがインストールされます。
オプション: バージョン付けされたクラスタータスクの以前のバージョンを削除するには、以下のいずれかの方法を使用します。
以前のバージョン付けされたクラスタータスクを個別に削除するには、
oc delete clustertask
コマンドの後にバージョン付けされたクラスタータスクの名前を使用します。以下に例を示します。$ oc delete clustertask buildah-1-6-0
以前のバージョンの Operator によって作成されたバージョン付けされたクラスタータスクをすべて削除するには、対応するインストーラーセットを削除できます。以下に例を示します。
$ oc delete tektoninstallerset versioned-clustertask-1-6-k98as
注意古いバージョン付けされたクラスタータスクを削除する場合は、これを復元できません。Operator の現行バージョンが作成したバージョン付けされたクラスタータスクおよびバージョン付けされていないクラスタータスクのみを復元できます。