1.6. パイプラインの実行
PipelineRun
リソースはパイプラインを開始し、これを特定の呼び出しに使用する必要のある Git およびイメージリソースに関連付けます。これは、パイプラインの各タスクに対して TaskRun
を自動的に作成し、開始します。
手順
バックエンドアプリケーションのパイプラインを起動します。
$ tkn pipeline start build-and-deploy \ -w name=shared-workspace,volumeClaimTemplateFile=https://raw.githubusercontent.com/openshift/pipelines-tutorial/pipelines-1.15/01_pipeline/03_persistent_volume_claim.yaml \ -p deployment-name=pipelines-vote-api \ -p git-url=https://github.com/openshift/pipelines-vote-api.git \ -p IMAGE='image-registry.openshift-image-registry.svc:5000/pipelines-tutorial/pipelines-vote-api' \ --use-param-defaults
直前のコマンドは、パイプライン実行の永続ボリューム要求を作成するボリューム要求テンプレートを使用します。
パイプライン実行の進捗を追跡するには、以下のコマンドを入力します。
$ tkn pipelinerun logs <pipelinerun_id> -f
上記のコマンドの <pipelinerun_id> は、直前のコマンドの出力で返された
PipelineRun
の ID です。フロントエンドアプリケーションのパイプラインを起動します。
$ tkn pipeline start build-and-deploy \ -w name=shared-workspace,volumeClaimTemplateFile=https://raw.githubusercontent.com/openshift/pipelines-tutorial/pipelines-1.15/01_pipeline/03_persistent_volume_claim.yaml \ -p deployment-name=pipelines-vote-ui \ -p git-url=https://github.com/openshift/pipelines-vote-ui.git \ -p IMAGE='image-registry.openshift-image-registry.svc:5000/pipelines-tutorial/pipelines-vote-ui' \ --use-param-defaults
パイプライン実行の進捗を追跡するには、以下のコマンドを入力します。
$ tkn pipelinerun logs <pipelinerun_id> -f
上記のコマンドの <pipelinerun_id> は、直前のコマンドの出力で返された
PipelineRun
の ID です。数分後に、
tkn pipelinerun list
コマンドを使用して、すべてのパイプライン実行をリスト表示してパイプラインが正常に実行されたことを確認します。$ tkn pipelinerun list
出力には、パイプライン実行がリスト表示されます。
NAME STARTED DURATION STATUS build-and-deploy-run-xy7rw 1 hour ago 2 minutes Succeeded build-and-deploy-run-z2rz8 1 hour ago 19 minutes Succeeded
アプリケーションルートを取得します。
$ oc get route pipelines-vote-ui --template='http://{{.spec.host}}'
上記のコマンドの出力に留意してください。このルートを使用してアプリケーションにアクセスできます。
直前のパイプラインのパイプラインリソースおよびサービスアカウントを使用して最後のパイプライン実行を再実行するには、以下を実行します。
$ tkn pipeline start build-and-deploy --last