6.4. Eventing システム設定の優先度ルール
OpenShift Serverless Logic Operator は、定義された優先順位に従って、ワークフローのイベントシステム設定を判別します。
Eventing システム設定の優先度ルールは以下のとおりです。
- ワークフロースコープの発信または着信イベントシステム設定のいずれかを使用して、定義されたイベントシステムがワークフローにある場合、選択した設定は他の設定よりも優先され、ワークフローに適用されます。
-
ワークフローを含む
SonataFlowPlatform
CR にプラットフォームスコープのイベントシステムが設定されている場合、この設定は次のステップに適用されます。 - 現在のクラスターがクラスタースコープのイベントシステムで設定されている場合は、ワークフロースコープまたはプラットフォームスコープの設定が存在しない場合に適用されます。
上記のいずれの設定も定義されていない場合は、以下の情報を確認してください。
- ワークフローでは、直接 HTTP 呼び出しを使用して、SonataFlow システムイベントをサポートサービスに提供します。
-
ワークフローは、ワークフローサービスの root パス
/
で HTTP POST 呼び出しによる着信イベントを消費します。 - ワークフローのビジネスイベントを生成するイベントシステムは設定されていません。このようなイベントを生成しようとしても、失敗する可能性があります。