11.5. Eventing CA を信頼するようにカスタムイベントソースを設定する手順
				カスタムイベントソースを作成するには、SinkBinding を使用します。SinkBinding は knative-custom-certs ディレクトリーを使用して、設定された CA トラストバンドルを projected ボリュームとしてコンテナーごとに注入できます。
			
特定のケースでは、企業固有の CA トラストバンドルをベースコンテナーイメージに挿入し、OpenJDK や Node.js などのランタイムを自動的に設定して、それらの CA バンドルを信頼するように指定できます。このような場合、クライアントを設定する必要がない場合があります。
				前の例の my_org_eventing_bundle config map と ca.crt、ca1.crt、および tls.crt データキーを使用すると、knative-custom-certs ディレクトリーのレイアウトは次のようになります。
			
/knative-custom-certs/ca.crt /knative-custom-certs/ca1.crt /knative-custom-certs/tls.crt
/knative-custom-certs/ca.crt
/knative-custom-certs/ca1.crt
/knative-custom-certs/tls.crt
これらのファイルを使用して、Eventing にイベントを送信する HTTP クライアントに CA トラストバンドルを追加できます。
使用するランタイム、プログラミング言語、またはライブラリーに応じて、コマンドラインフラグ、環境変数の使用、ファイルの内容の読み取りなど、カスタム CA 証明書ファイルを設定するさまざまな方法が存在します。