6.2. ワークフローサービスにおけるマネージドプロパティー


OpenShift Serverless Logic Operator は、マネージドプロパティーを使用して重要なランタイム動作を制御します。これらの値は個別に保存され、各リコンシリエーションサイクル中にユーザー定義のプロパティーをオーバーライドします。同じ namespace 内の SonataFlowPlatform リソースを更新することで、カスタムマネージドプロパティーをグローバルに適用することもできます。

OpenShift Serverless Logic Operator によって使用される一部のプロパティーはマネージドプロパティーであり、標準のユーザー設定では変更できません。これらのプロパティーは、通常 <workflow-name>-managed-props という名前の専用の ConfigMap に保存されます。マネージドプロパティーを直接変更しようとすると、Operator はそれを自動的にデフォルト値に戻しますが、その他のユーザー定義の変更は保持されます。

注記

グローバルマネージドプロパティーを使用して、Operator によって設定されたデフォルトのマネージドプロパティーをオーバーライドすることはできません。これらのデフォルトはリコンシリエーション中に常に適用されます。

次の表に、例としていくつかのコアマネージドプロパティーを示します。

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表6.1 マネージドプロパティーの概要
プロパティーキーイミュータブルな値Profile

quarkus.http.port

8080

all

kogito.service.url

http://greeting.example-namespace

all

org.kie.kogito.addons.knative.eventing.health-enabled

false

dev

その他のマネージドプロパティーには、Kubernetes サービス検出設定、Data Index のロケーションプロパティー、Job Service のロケーションプロパティー、Knative Eventing システム設定が含まれます。

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