13.2.5.2. Open vSwitch における DPDK ネットワーキングを用いたエミュレータースレッドのインスタンスおよびシステムデータパス内への最適配置
ハイパーバイザーでカーネルスペースネットワーキングが使用されている場合、ハイパーバイザーでのパケット処理はカーネル内で実行されます。
インスタンス内の DPDK ネットワーキングでは、エミュレータースレッドの最適な場所は、vCPU 0 を処理する pCPU か、仮想 CPU を処理しない専用の物理 CPU のいずれかです。
このシナリオでは、vNIC キューのパケット処理は、ハイパーバイザーの vhost-<qemu-kvm PID>
カーネルスレッド内で実行されることに注意してください。トラフィックが多い場合、これらのカーネルスレッドはかなりの CPU 負荷を発生させる可能性があります。エミュレータースレッドの最適な場所は、ケースバイケースで決定する必要があります。
ps aux | grep vhost-
[root@overcloud-compute-0 ~]# ps aux | grep vhost-
root 364948 0.0 0.0 0 0 ? S 20:32 0:00 [vhost-364936]
root 364949 0.0 0.0 0 0 ? S 20:32 0:00 [vhost-364936]
root 364950 0.0 0.0 0 0 ? S 20:32 0:00 [vhost-364936]