第5章 オーバークラウドのアップグレード
以下の手順では、オーバークラウドをアップグレードします。
前提条件
- アンダークラウドが最新バージョンにアップグレードされていること
- アップグレードでの変更に対応するためのカスタム環境ファイルの準備が完了していること
5.1. アップグレードに関するファイル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
オーバークラウドのアップグレードに使用する新規ファイルおよび変更されたファイルの一覧を以下に示します。
ロール
-
カスタムロールを使用する場合は、新規および非推奨のサービスを更新した
roles_data
ファイルを追加します。
ネットワーク
-
分離ネットワークを使用する場合は、
network_data
ファイルを追加します。 - カスタム NIC テンプレートを使用する場合は、新しいバージョンを追加します。
環境ファイル
-
アンダークラウドのアップグレード時に作成された
containers-prepare-parameter.yaml
ファイルを追加します。 -
rhel-registration
環境ファイルを、Ansible ベースの Red Hat Subscription Management サービスを設定する環境ファイルに置き換えます。 - ご自分のオーバークラウド設定に該当するその他すべての環境ファイルを追加します。