5.8. アップグレードの最終処理
アップグレードには、オーバークラウドスタックを更新する最終ステップが必要です。これにより、スタックのリソース構造が OpenStack Platform 14 の標準のデプロイメントと一致し、今後、通常の openstack overcloud deploy
の機能を実行できるようになります。
手順
stackrc
ファイルを取得します。source ~/stackrc
$ source ~/stackrc
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow アップグレードの最終処理コマンドを実行します。
openstack overcloud upgrade converge \ --templates \ -e <ENVIRONMENT FILE>
$ openstack overcloud upgrade converge \ --templates \ -e <ENVIRONMENT FILE>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のオプションの中で、お使いの環境に適切なオプションを追加します。
-
カスタム設定環境ファイル (
-e
) -
カスタムのスタック名を使用する場合は、
--stack
オプションでその名前を渡します。 -
該当する場合は、
--roles-file
でカスタムロール (roles_data
) ファイルを指定します。 -
該当する場合は、
--networks-file
でコンポーザブルネットワーク (network_data
) ファイルを指定します。
-
カスタム設定環境ファイル (
- アップグレードの最終処理が完了するまで待ちます。