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1.2. 想定条件

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本書では、デプロイメントに関して、以下を前提としています。

  • RH-SSO サーバーが存在し、サーバーに管理者権限を持っているか、RH-SSO 管理者がレルムを作成しており、そのレルムで管理者権限が付与されている。フェデレーションされた IdP は定義により外部にあるので、RH-SSO サーバーは Red Hat OpenStack Platform director オーバークラウドの外部にあることを前提とします。
  • IdM サーバーが存在し、ユーザーおよびグループが管理される Red Hat OpenStack Platform director オーバークラウド外にも存在します。RH-SSO は、ユーザーフェデレーションバッキングストアとして IdM を使用します。
  • OpenStack デプロイメントは Red Hat OpenStack Platform director をベースにしています。
  • Red Hat OpenStack Platform director オーバークラウドのインストールには、高可用性(HA)機能が使用されます。
  • Red Hat OpenStack Platform director のオーバークラウドのみがフェデレーションを有効にし、アンダークラウドはフェデレーションされません。
  • TLS による暗号化は、すべて の外部通信に使用されます。
  • 全ノードには、完全修飾ドメイン名(FQDN)があります。
  • HAProxy は TLS フロントエンド接続を終了し、HAProxy の背後で実行しているサーバーは TLS を使用しません。
  • Pacemaker は、オーバークラウドサービスの一部(HAProxy を含む)の管理に使用されます。
  • Red Hat OpenStack Platform director でオーバークラウドをデプロイしている。
  • アンダークラウドおよびオーバークラウドノードに SSH 接続できる。
  • Keystone Federation Configuration Guide 」で説明されている例が続きます。
  • undercloud-0 ノードでヘルパーファイルを stack ユーザーのホームディレクトリーにインストールし、stack ユーザーのホームディレクトリーで作業します。
  • controller-0 ノードでヘルパーファイルを heat-admin ユーザーのホームディレクトリーにインストールし、heat-admin ユーザーのホームディレクトリーで操作します。
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