8.6.2. ml2


以下の表には、/etc/neutron/plugins/ ml2/ml2_conf.ini ファイルの [ml2] グループで使用できるオプションの概要をまとめています。

表8.15 ml2
設定オプション = デフォルト値タイプ説明

extension_drivers = []

リスト値

neutron.ml2.extension_drivers 名前空間から読み込まれる拡張ドライバーのエントリーポイントの順序付きリスト。例: extension_drivers = port_security,qos

external_network_type = None

文字列値

プロバイダー属性が指定されていない場合の外部ネットワークのデフォルトネットワークタイプ。デフォルトでは None です。これは、外部ネットワークの作成時にプロバイダー属性が指定されていない場合には、テナントネットワークと同じタイプを持ちます。external_network_type 設定オプションに許可される値は、type_drivers 設定オプションで設定されたネットワーク種別の値によって異なります。

mechanism_drivers = []

リスト値

neutron.ml2.mechanism_drivers 名前空間から読み込まれる認証メカニズムドライバーのエントリーポイントの順序付きリスト。

overlay_ip_version = 4

整数値

すべてのオーバーレイ (tunnel) ネットワークエンドポイントの IP バージョン。IPv4 には 4、IPv6 には 6 の値を使用します。

path_mtu = 0

整数値

オーバーレイ/トンネルプロトコルを使用する場合に断片化せずに基礎となる物理ネットワークインフラストラクチャーを通過できる IP パケット (MTU) の最大サイズ。このオプションを使用すると、デフォルトの global_physnet_mtu 値とは異なる物理ネットワーク MTU 値を指定できます。

physical_network_mtus = []

リスト値

物理ネットワークと MTU 値のマッピング一覧。マッピングのフォーマットは <physnet>:<mtu val> です。このマッピングにより、デフォルトの global_physnet_mtu 値とは異なる物理ネットワーク MTU 値を指定できます。

tenant_network_types = ['local']

リスト値

テナントネットワークとして割り当てる network_types の順序付きリスト。デフォルト値の local は単一ボックスのテストに役立ちますが、ホスト間の接続を提供しません。

type_drivers = ['local', 'flat', 'vlan', 'gre', 'vxlan', 'geneve']

リスト値

neutron.ml2.type_drivers 名前空間から読み込まれるネットワーク種別ドライバーのエントリーポイントの一覧。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.