8.9.3. sriov_nic


以下の表には、/etc/neutron/plugins/ml2/sriov_agent.ini ファイルの [sriov_nic] グループで使用できるオプションの概要をまとめています。

表8.46 sriov_nic
設定オプション = デフォルト値タイプ説明

exclude_devices = []

リスト値

<network_device>:<vfs_to_exclude> タプルのコンマ区切りリスト。network_device を、仮想ネットワークに使用しないでください。vfs_to_exclude は、network_device から除外する仮想機能のセミコロン区切りのリストです。マッピングの network_device が physical_device_mappings 一覧に表示されます。

physical_device_mappings = []

リスト値

物理ネットワーク名を VLAN ネットワークに使用する SR-IOV Physical Function のノード固有の物理ネットワークデバイスインターフェースにマッピングする <physical_network>:<network_device> タプルのコンマ区切りリスト。サーバーの network_vlan_ranges に一覧表示されるすべての物理ネットワークには、各エージェントの適切なインターフェースへのマッピングが必要です。

resource_provider_bandwidths = []

リスト値

<network_device>:<egress_bw>:<ingress_bw>:<ingress_bw> タプルのコンマ区切りリスト。指定のデバイスの利用可能な帯域幅が指定の方向に表示されます。方向は、VM の視点から行われます。帯域幅は、1 秒あたりのキロバイト単位 (kbps) で測定されます。デバイスは、physical_device_mappings に値として表示されるはずです。ただし、physical_device_mappings 内の全デバイスをここに記載する必要があるわけではありません。ここに記載されていないデバイスの場合、配置にリソースプロバイダーを作成したり、インベントリーを報告したりすることはありません。省略の方向は、対応するクラスのインベントリーを報告しないことを意味します。

resource_provider_inventory_defaults = {'allocation_ratio': 1.0, 'min_unit': 1, 'reserved': 0, 'step_size': 1}

dict 値

Key:Value ペアは、リソースプロバイダーのインベントリーのレポート中に使用されるデフォルトを指定します。それぞれのタイプを持つ、考えられるキー: allocation_ratio:float、max_unit:int、min_unit:int、reserved:int、step_size:int。https://docs.openstack.org/api-ref/placement/#update-resource-provider-inventories も参照してください。

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