2.4. Compute
本項では、Compute サービスの最も重要な新機能について説明します。
- インスタンスへの SR-IOV デバイスの接続と接続解除のサポート
- クラウドユーザーは、適切な物理ネットワーク上にあるホスト上に利用可能な SR-IOV デバイスがあり、インスタンスに空いている PCIe スロットがある場合、SR-IOV vNIC を持つポートを作成し、そのポートをインスタンスにアタッチすることができます。詳細は、Attaching a port to an instance を参照してください。
- ポートに NUMA アフィニティーが設定されたインスタンス作成のサポート
- クラウドユーザーは、NUMA アフィニティーポリシーを持つポートを作成して、そのポートをインスタンスに割り当てることができます。詳細は、Creating an instance with NUMA affinity on the port を参照してください。
- Q35 はデフォルトのマシンタイプです
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各ホストアーキテクチャーのデフォルトのマシンタイプは、新しい Red Hat OpenStack Platform 17.0 デプロイメントの Q35 (
pc-q35-rhel9.0.0
) です。Q35 マシンタイプには、異なる RHEL 9.x マイナーリリース間でのインスタンスのライブマイグレーションや、i440fx
マシンタイプで使用される ACPI ホットプラグよりも高速なネイティブ PCIe ホットプラグなど、いくつかの利点と改善点があります。