2.7. テクノロジープレビュー
本項では、Red Hat OpenStack Platform の今回のリリースにおける最も重要な新たなテクノロジープレビュー機能の概要を説明します。
注記
テクノロジープレビューと記した機能のサポート範囲についての詳しい情報は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
- Border Gateway Protocol (BGP)
- Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) 17.0 では、ボーダーゲートウェイプロトコル (BGP) のテクノロジープレビューを使用して、プロバイダーネットワークでコントロールプレーン、フローティング IP、およびワークロードをルーティングできます。BGP アドバタイズメントを使用することで、ファブリックで静的ルートを設定する必要がなくなり、RHOSP を純粋なレイヤー 3 データセンターにデプロイできます。RHOSP は、ダイナミックルーティングソリューションとしてフリーレンジルーティング (FRR) を使用して、コントロールプレーンエンドポイントだけでなく、プロバイダーネットワーク内の VM およびフローティング IP へのルートをアドバタイズおよび撤回します。
- 既存のバインドサーバーと DNS サービスの統合
- Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) 17.0 では、RHOSP DNS サービス (指定) を既存のバインドインフラストラクチャーと統合するためのテクノロジープレビューが利用可能です。詳細は、DNS サービス用の既存のバインドサーバーの設定 を参照してください。