3.7. 検証フレームワークのログ形式
検証または検証グループの実行後に、director は各検証の JSON 形式のログを /var/logs/validations ディレクトリーに保存します。ファイルを手動で表示するか、validation history get --full コマンドを使用して、特定の検証 UUID のログを表示できます。
それぞれの検証ログファイルは、特定の形式に従います。
<UUID>_<Name>_<Time>- UUID
- 検証用の Ansible UUID
- 名前
- 検証の Ansible 名
- Time
- 検証を実行した時の開始日時
それぞれの検証ログには、3 つの主要部分が含まれます。
plays
plays セクションには、検証の一部として director が実行したタスクに関する情報が含まれます。
play-
プレイはタスクのグループです。それぞれの
playセクションには、開始/終了時刻、期間、プレイのホストグループ、ならびに検証 ID およびパス等の、特定のタスクグループに関する情報が含まれます。 tasks-
検証を行うために director が実行する個別の Ansible タスク。それぞれの
tasksセクションにはhostsセクションが含まれ、それぞれの個別ホストで生じたアクションおよびアクションの実行結果が含まれます。tasksセクションにはtaskセクションも含まれ、これにはタスクの期間が含まれます。
stats
stats セクションには、各ホストで実施した全タスクの結果の基本概要 (成功したタスクおよび失敗したタスク等) が含まれます。
validation_output
検証中にいずれかのタスクが失敗したか、警告メッセージが発行された場合、validation_output にその失敗または警告の出力が含まれます。