第2章 最も重要な新機能
本項では、Red Hat OpenStack Platform の今回のリリースにおける最も重要な新機能の概要を説明します。
2.1. Red Hat OpenStack Platform director リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat OpenStack Platform 8 では、director に注目すべき新たな機能拡張がいくつか追加されました。
- Neutron を介した Cisco Networking の幅広いサポート。以下に例を示します。
- N1KV ML2 plug-in
- N1KV VEM および VSM モジュール
- Nexus 9K ML2 プラグイン
- UCSM ML2 プラグイン
-
type_drivers
、service_plugins
、core_plugin
など、環境ファイルのネットワーク設定用の新しいパラメーター。 - Big Switch ML2 プラグイン、LLDP、ボンディングのサポートを含むビッグスイッチネットワークのサポート
- VXLAN がデフォルトのオーバーレイネットワークになりました。これは、VXLAN の方が優れ、VXLAN オフロードを使用する NIC の方が一般的であるためです。
- MariaDB の最大接続数は、コントローラーノードの CPU コアの数でスケーリングできるようになりました。
- director は、RabbitMQ のファイル記述子の制限を設定できるようになりました。
- オーバークラウドのノードにデプロイされた Red Hat OpenStack Platform コンポーネントの SSL サポート。
- オーバークラウドノードの IPv6 サポート