2.4. Identity
Red Hat OpenStack Platform 8 では、Identity サービス向けの新機能が多数導入されています。
- アイデンティティープロバイダー固有の WebSSO を設定できるようになりました。以前は、keystone に対して WebSSO をグローバルに設定する必要がありました。今回の更新により、アイデンティティープロバイダーごとに WebSSO を設定し、追加の検出手順を実行するのではなく、ダッシュボードクエリーを個別のエンドポイントに転送することができるようになりました。
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SAML アサーションには新しい属性を使用できます。マッピングユーザードメインの場合は
openstack_user_domain
、プロジェクトドメインをマッピングするためのopenstack_project_domain
です。 - X.509 SSL クライアント証明書を使用した keystone トークンレス認証の実験的なサポートが追加されました。