4.2. RHEA-2016:1599 — Red Hat OpenStack Platform 9 director リリース候補版のアドバイザリー


本項に記載するバグは、アドバイザリー RHEA-2016:1599 で対応しています。このアドバイザリーについての詳しい情報は、https://access.redhat.com/errata/RHEA-2016:1599.html を参照してください。

4.2.1. instack-undercloud

BZ#1320816
以前のリリースでは、アンダークラウドの Keystone エンドポイントのカタログに ironic-inspector が含まれていなかったため、カタログを使用して ironic-inspector の API エンドポイントを検出することができませんでした。今回の修正により、ironic-inspector API エンドポイントが Keystone のカタログに追加され、このカタログを介して ironic-inspector API のエンドポイントを検出できるようになりました。
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BZ#1341350
以前のリリースでは、Glance がバックエンドとして使用している Swift との通信を試みると、低速な環境ではタイムアウトが発生して、イメージのアップロードなどの一部のGlance の操作が失敗していました。今回の修正により、Swift プロキシーサーバーのデフォルトの node_timeout 値が 60 秒に延長され、低速な環境で Swift をイメージストレージバックエンドとして使用する場合の Glance のイメージアップロード操作における信頼性が強化されました。
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4.2.2. ipxe

BZ#1353361
以前のリリースでは、ipxe-bootimages RPM が director のリポジトリーに含まれていなかったため、director のインストールが失敗していました。今回の更新では、パッケージが director のリポジトリーに追加され、その RPM は director のインストールの一部として含まれるようになりました。
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4.2.3. openstack-tripleo-heat-templates

BZ#1290121
以前のリリースでは、オーバークラウドの Pacemaker のリソースの大半が Keystone のリソースに依存していました。このため、設定を変更したあとに Keystone のリソースを再起動すると、依存するリソースがすべて再起動されてしまい、動作が中断されていました。今回の修正により、オーバークラウドの Pacemaker リソース (Keystone を含む) が依存関係として使用するためのフェイク openstack-core が導入され、Keystone のリソースを再起動しても、他のサービスは中断されなくなりました。
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BZ#1337511
以前のリリースでは、director の Heat テンプレートで、ManagementNetValueSpecs パラメーターは間違ったデータタイプ (文字列) を使用していました。このため、管理ネットワークを含むオーバークラウドのデプロイメントで以下のエラーが発生して失敗していました。

Property error: resources.ManagementNetwork.properties.ManagementNetValueSpecs: Value must be a string.

今回の修正により、ManagementNetValueSpecs のデータタイプが文字列から json に変更され、エラーは表示されなくなりました。
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BZ#1340453
以前のリリースでは、オーバークラウドで /etc/heat/heat.conf が設定される前にドメインのリソースが作成されていましたが、ドメインリソースはそのファイルの設定に依存していたため、それらのリソースは正しく作成されず、ユーザーは Heat スタックを作成できませんでした。ユーザーは、Pacemaker の Heat Engine リソースを手動で再起動して、この問題を回避する必要がありました。

今回のリリースでは、Heat サービスのデプロイメントステップは正しい順序に変更され、問題は修正されました。
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BZ#1341838
Heat の環境ファイル puppet-ceph-external.yaml の旧バージョンはサポートされなくなりました。このファイルの新しいバージョンが 9.0 のテンプレートに同梱されており、旧バージョンの代わりに使用する必要があります。旧バージョンの puppet-ceph-external.yaml ファイルに加えたカスタマイズはいずれも新しいバージョンに取り入れる必要があります。
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BZ#1344307
今回のパッチで、Dashboard のヘルプの URL が更新されました。この URL は、アップストリームの OpenStack ドキュメントではなく、正式な Red Hat OpenStack Platform のドキュメントをポイントするようになりました。
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BZ#1349180
デフォルトの newtork-isolation.yaml ファイルには、director の Heat テンプレートでデフォルトの network-management.yaml ファイルと競合する値が記載されていました。オーバークラウドの作成時に、network-management.yaml の後に network-isolation.yaml を記載すると、デプロイメントでは管理ネットワークが非アクティブ化されます。今回の更新で、これらのファイルが競合しないようにリファクタリングされ、デプロイメントは network-management.yaml と network-isolationl.yaml をどのような順序でも競合なしで処理できるようになりました。
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BZ#1353637
オーバークラウドでは、httpd でアクセスされるようになった Keystone の代わりとなるフェイク openstack-core リソースを使用しますが、外部のロードバランサーを使用している場合にはオーバークラウドは openstack-core を作成しませんでした。このため、openstack-core に必要な Pacemaker の制約の作成時にpuppet が失敗していました。今回の修正により、どのようなデプロイメント設定でも、openstack-core リソースが確実に作成されるようになりました。その結果、デプロイメントは成功し、必要な制約が作成されるようになりました。
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BZ#1356107
OpenStack Platform 9 デプロイメントでは、「client.openstack」ユーザー向けに追加の CephX キーが必要ですが、director のコマンドラインクライアントは、既存のデプロイメントにはこのキーを生成せずに、「ceph.openstack」キーリングを更新してシークレットは空にします。アップグレードを実行する前には、新しい CephX キーを生成し、環境ファイルで CephClientKey パラメーターを使用してそのキーを渡してください。以下に例を示します。

  parameter_defaults:
    CephClientKey: 'my_cephx_key'

新しいキーを生成するには、以下のコマンドを実行します。

$ ceph-authtool --gen-print-key
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4.2.4. os-collect-config

BZ#1350489
オーバークラウド上の「os-collect-config」サービスは、RPM の更新時に再起動していたため、オーバークラウドの更新が失敗していました。今回の修正でこの動作は変更され、「os-collect-config」は RPM の更新では再起動されなくなりました。オーバークラウドの更新は、「os-collect-config」の更新後にも成功するようになりました。「os-collect-config」は、「os-refresh-config」が実行されると、自動で正常に再起動される点に注意してください。
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